インドデトックスの旅２６（シヴァ生誕を祝う日３月４日）
パンチャカルマが終わって最初の１日、
私の目覚ましは朝、５時１５分にセットされた。
寒い朝、まだ真っ暗な中を一人歩く。
パンチャカルマ仲間のとよちゃんに誘われて
有名な先生の「チャクラ瞑想」なるクラスに参加するのだ！
超人気ヨガ講師さんらしく、
早朝にも関わらすごい人だそうな。
我らが岡部マサコも
この「ANAND PRAKASH」っていうヨガアシュラムで
２００時間のティーチャーコースをとったらしい。
参加費用は５００ルピー。
いまはすっかりコッチの価値観に慣れてるので、
５００ルピーがどれだけ高い授業料なのかがよくわかる。
もちろんほとんどが欧米人。
会場は満員で８０名ほど居たんじゃないかと思う。
最初の１週間滞在していたアシュラムの瞑想とは
まーったく違っていて、
瞑想っていうかこれヨガじゃない？ってくらい私にとってはハードだ。
とよちゃん曰く、この日はシヴァの生誕の記念日だから
シヴァに特化してるプログラムになってた。
チャクラ瞑想も無かった、、、との事。
たーっぷり１時間半。
初心者ならではの目線。で思ったことを、お伝えすると、、、
①体側面を延ばすヨガをやってる時、
後ろの女性が号泣しはじめた。
え？泣く所？
②肩立ちのポーズを皆さんが始めると、、、
え？
「無理しなくてここまででいいよ。」って所もさっぱり無いけど？
って、、、
隣みたらとよちゃん、SUGEEEEEEE！
後ろみたらオバサンSUGEEEEEEE！
頭で立ってる！！！！！
③呼吸法
皆さんの深い呼吸が、まるで波の音のように聞こえてくる。
聞いてて心地良い。
我らがとよちゃん（愛称：東京）←インド人「とよこ」がいいずらくて
トーキョーになってる。
本当に身体が柔らかくて、ポーズも決まってて
隣でウットリした。美しくて涙が出そうになった。
終わった後、古巣のアシュラムの屋上で
「太陽礼拝」を教えてくれるというので、
3日からパンチャカルマが始まった新しい日本人
「みづきちゃん」と3人でプライベートレッスンをつけてもらう。
太陽礼拝を教えてもらってる画像は無いけれど、
みづきちゃんのリクエストで「鳩のポーズ」を披露してくれる東京先生！
６時から１時間半
８時から１時間
たっぷりすぎるヨガ三昧。
このあと軽く朝食をとって、ずいぶんゆっくり過ごしても
まーだ１１時。
みづきちゃんはアローラクリニックへ。
私はゲストハウスへと帰る。
抜群のお天気だったので、洗濯をして一息つこうとベッドで横になってると
玄関外で声がする。
マダムマサコと思い、外に出てみると、、、！
お隣のアンナおばさんだった、、、。
「ミキ、パンチャカルマはどう？」って聞いてるかと思う。
ウッカリ昨日終わった。と話してしまった。
数回パンチャカルマの単語を繰り返し、何か話してるけど
まったく意味がわからない。
もしかしてパンチャカルマしたいのかな？どこでやってるのか？と
聞いてるのかもしれない。
こ、これは繋げなきゃならないっ！！
「繋げる女王」の異名があるアタクシ。
岡部マサコ邸にアンナを連れて行く。
マダムマサコが通訳してくれた。
「今日はシヴァの生誕の特別な日で、
ガンジスに沐浴するのに、とても相応しい日。
沐浴するのにとてもいい場所を知ってるから
ミキを連れて行きたい」って言ってる。
私の心の声
「しまった！解釈間違えた！
沐浴なんかしたくない。
めっちゃ水冷たいの知ってるし、、、」
私の目が泳ぐ。マダムマサコは、、、、
目で私にこう言ってる。
「自分で決めな」と。
うううううううううううううううううううう
どどどどどどどどどどどどどどしよう、、、、。
この場合、この場合、この場合、この場合！
脳内感ピューターの中、最善の答えを探しに走ってる。
そこでマダムマサコがこうも言ってきた。
「ガンジスはね。
シヴァの髪の毛の１つなの。」って。
それが？
って、言えると思う？奥さんこの場合。
私の右隣には、めちゃくちゃゴリゴリのアンナおばさん。
私の目の前には「中立の山」と化したマサコおばさん。
「い、いってみる！」
出し抜けに出た言葉がコレだった。
言葉わかんないから色々めんどくさいけど
アンナも２回も誘ってくれるんだから
１回くらいYES！で始めよう！
部屋に戻り、着替えとバスタオルを持って私とアンナおばさんは出掛けた。
アンナってどこだったかな？
フランスだったよね？
「そうよ。」とニッコリ笑う。
「あ、あい、うぉんと ごー とぅー ふらんすー」
「アドレス教えるわ！」
「わーい。（棒読み）」
無言・・・・・・・
あぁ、絵にかいたような社交辞令後の
無言。。。。。
さんじゅっぷん、たえられるべか？
アンナ、ぐるりと周った所の
お隣にあるアシュラムの中に入り込み
横切って獣道を行こうとする。
そうすると、この重い空気を断ち切るかのように！
マイ スィート ハニー❤が現れる！！！
シャンティーーー！！！
オゥ！マイスィート！
隣のアシュラムかな？とは思ってたけど、
シャンティは兄弟と母親と一緒に暮らしてて
幸せな子供だったことが知れて本当に嬉しかった！
そして謎も解けた！
私が一番最初にシャンティと名前をつけた子は
実はシャンティでなかった。
２回目以降に現れたのが、シャンティ。
１番最初に私に姿を見せたのは、この子だった！↓↓↓
いい面構えしてる。「野犬の証明」みたいな顔してる。
シャンティのお陰で、すっかり和んだ私の足取りは軽くなった。
もっと軽いのはこの人だ。
こんな道なき道を下っていく。
やがて、、、
ガンジスの中州に小島があり、素晴らしいロケーションの中腹にたどり着く
思わず「わーお」と声が出る。
「ビューディフォー＆クワイエット」とアンナが言う。
しかし、この日はシヴァの恩恵を受けに
先客が居たようだった。
アンナはお構いなしに着替える。
着替えるんじゃないな。
脱ぐ！だけだ。
パンティーとキャミソールだけになって、
どんどん入っていく。
寒いだの、冷たいだの、一切言わない。
そしてついに！！
アンナ ガンジスと交信中・・・・・
私は、、足だけ入って
頭に水をかけて、もう終わり。と思ったら、、、
アンナに
「ミキ、入らなきゃ」と諭される。
となりのインド人２人の若い男たちも
頭まで浸かってる。
アンナも、もちろんすっぽり潜って
陸に上がってタオルをまいている。
よし！やるぞ！と気合を入れて
心臓のあたりをゲンコツでバンバン叩きながら
入水、浸水、頭まで、、、
熱湯風呂の真逆みたいな状態で、
ヒーヒー言って陸にあがろうとしたら！
インド人からもフランス人からも
「スリータイムだ！」
と、言われる。
見事３回やり切った私の手を引っ張って
シヴァのペイントがされてる岩陰で
タオルで隠してあげるから、濡れたものを脱いで着替えなと
アンナが言う。バスタオルを巻いただけの私。
私の濡れた衣服をしぼって岩の上に干してくれ
砂浜に、アンナ持参のブランケットをひき
そのうえに寝転んで。と言う。
言われたままに寝転ぶ。
隣にはアンナが寝る。
アンナが話す。
「ガンジスとヒマラヤのパワーを貰って、そして太陽と大地の癒しを貰う。最高でしょ？」って。
なぜかこの単語たちはスラスラと耳に入ってきた。
インド人２人の若い男たちが
「シヴァの歌」をスマートフォンでかける。
それをアンナが歌う。
こんな体験なかなか出来ないと思った。
形容しがたい、特別な時間だった。
アンナは２つ仕事を持ってるらしい。
そのひとつは、芸術的な仕事でデコレーションをしてるらしい。
建物なのかな？ナニをデコレーションしてるのかわからなかったけど（笑）
もうひとつはアンナのお父さんがヒーリングの仕事をアフリカでしていて
それを手伝ったりしてる。との事。だったと思う。
アンナとのガンジス沐浴が終わって
洗濯を終えたら、私はアロハホテルに一人でターリーを食べにいき
Blogを仕上げた。
この日のイベントはまだ続く！
夜はラクシュミー宅で夕飯を呼ばれるのだ。
今回は動画が
２つ！ラクシュミーの作る「チョーラバトラー」の作り方！
すっごく美味しかった！
ん、ですが、、、
２１日間の制限後の私の
胃にはちょっと油っぽかったみたいで、
夜、もたれました、、、、、。
ながーいながーい１日が終わりました。
帰ったら、知らないウチに寝てしまって気づいたら朝でした。
ここから帰る日まで、おそらくノンストップで
遊び倒す！予定。
つまりblogを書いてる暇もないやもしれません。
今日はこのながーいblogを読んでくださってありがとうございます！
次も濃い内容を予定しています！
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