ヒガシ美樹が行くインドデトックスの旅

2月9日から3月10日までの1か月間、パンチャカルマを受けながらリシケシを堪能するリアルタイムダイアリー

インド・デトックスの旅その2

インド・デトックスの旅その2です。

その1はコチラ

saranoki12.hatenablog.com

 

 

 

わずかな時間に「呆然と立ち尽くす」事、2回。

 

私は、片っ端から電話してみることにした。

24時間日本語対応ヘルプデスク。

通じない、国番号も加えてもう一回やってみる。

通じない。

現地スタッフナンチャラにも電話してみる。

「英語だ」と書かれているが、関係ない。

出川英語でナントカなる!

しかし、これも通じない、、、。

 

そうだ!私には岡部マサコがいる!

彼女はアタシが今日現地入りする事も、時間も知っている!

 

絶対に気にしているはずだ!

時間は夜中の1時を回ってるけど、私は彼女に電話をした。

 

プルルルルル、、、初の呼び出し音に「yes!」と握りこぶしを作る!

 

 

が、出ない、、、、、

 

 

 

それでいいよ、

 

 

岡部マサコよ、、、おやすみ。

 

 

 

いよいよ困った、、ライフライン「電話」が全滅、

 

こうなったら体当たりしかない。

 

誰も見てないんじゃないか?と狙いをすまし

 

大きなスーツケースをガラモラしながらダッシュでターミナルに突入する!

 

 

 

 

ノーノーノーノーノー!ピピーっ!と笛まで吹きながら軍人が阻止しに来た。

 

 

 

「じゃあさ!じゃあどうしたらいいのさっ!!!」

 

 

起動しないポケトークを握りしめ、日本語で思い切り叫ぶ。

 

ハメドアリのやつ、アイドンノー?とか言う。

 

あぁ、腹立つ。もう、ぶちぎれ度120%

 

ゲート5の出入り口に軍人以外に黒いスーツを着た男がいた。

育ちが良さそうだ。
単語を並べて身振り手振りで「助けて欲しい」旨を話す。

 

彼は私のツアースケジュール等のA4の紙を観ながら

電話をかけてくれた。

何やら話したかと思ったら、

「チッ!」と言って電話を切ってしまった。

 

「ヒーイズ ノット スピーキング」首を左右に振りながら

残念そうに私を見る。

 

え?ちょっと待って?

英語とかでなくて、ヒンズー語は?

ヒンズー語でしゃべればよくない?

ちょっと意味わかんないんですけどー?

 

 

って、どうやって英語で言うの?(涙

 

 

 

終わった、、、。

 

だから、アタシ気が進まなかったのよ。

関東が雪で大荒れした!って、ぶっちゃけ恵みの雪だとおもったもの。

 

 

北海道ならまだしも、多少の風でも電車が止まるほどの軟弱な関東圏。

雪はこれ全面ストップでしょ!期待もむなしくアッサリ飛んだANA

 

よし、アタシね。キャンパーだからね。ここで朝まで野宿してやるわ!

 

あのモハメドアリが担当するゲート6まで戻った。

 

アリ!アンタ絶対に私を守りなさいよ!?

 

スーツケースを椅子替わりにして、ニューヨーカーみたいに座って

どうやって寝るかな?って考えだした時、、

 

さっきの黒服がH〇Sのツアー看板っていうかファイルを持った小男を連れてやってきた。

 

「MIKI HIGASHI?」

 

「イエス!イエス!イッツミー!」

 

あたしゃプラトーンみたいに絶叫したかったね。

絶叫はしなかったけど、黒服に手を合わせて感謝。

まさかのナマステスタイル。

 

ここまでで、デリー着陸してから3時間弱。

 

ホテルに向かうまで30分。

 

ホテル到着は3時半を回っていた、、、。

 

夜中でもクラクションの嵐、

部屋に入ったら寒い、臭い、ものすごい湿気。

 

キャンパーご用達の「cocoon トラベルシーツ」

www.aandf.co.jp

 このコクーンにくるまって寝よう、

 とにかく、いいから寝よう。

 

少しでも寝よう。

 

朝、7時に目覚ましを合わせて、ノーメイク、昨日と同じ格好で

ホテルフロントに降りた。

待ち合わせの7時半に、ちゃんと迎えに来てくれた。

 

朝のデリーの街を見て、ビックリした。

汚い、ゴミだらけ、光化学スモッグなのか?

一面かすみがかかっている。

野犬がめっちゃいる。しかもデカイ!

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犬は大好きだけど、怖い。

これはどうなっているんだろう?本当にここは首都なのだろうか?

 

こんなに汚くていいのだろうか?

 

ラクションの騒音があふぉか!?ってくらい凄い。

 

自動小銃を肩からぶら下げた軍人のような、自称軍人のような人たちが

いっぱいいる。

 

 

気が苦いそうだ、、、

 

 

これはマズイ。

早急に今までのマインドを書き換えなきゃならない。

 

そうじゃないと、、

 

 

 

 

イヤな事しか目に入らない

 

 

 

とにかくリシケシに行くまで、それまで黙々と粛々としていよう。

 

 

私は無事デリー空港に着き、

 

本当にインドに来てしまったんだなーと、実感する。

 

ちょうどその頃、メッセンジャー

 

「おはよう!インド だね もう国内線空港ついた?」と

 

 

 

岡部マサコからメッセージが来た、、、

 

 

 

おはよう^-^

いい朝かしら?^-^

 

皮肉りたい気持ちをグッとこらえる。

とにかく飛行機乗ってしまえば、

マイペース日本人の岡部マサコをアタシは得れる。

 

さようならデリー!

さようならデリー!

しょっぱなからカウンターパンチをありがとう!!!

 

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デリー空港にて、国内線に乗る Jet Airways

 

つづく 

次はいよいよリシケシ!ですよ!