ヒガシ美樹が行くインドデトックスの旅

2月9日から3月10日までの1か月間、パンチャカルマを受けながらリシケシを堪能するリアルタイムダイアリー

インドデトックスの旅その29(ヒマラヤピークを見る)

帰国して早いもので半月が経ちました。

インドでの日々が嘘のように東京でバタバタと生活をしております。

 

3月6日の夜に喉の痛みがありまして、、

これはマズイ。風邪貰ったかな?と自覚しておりましたが

私はそれを言いませんでした。

 

なぜなら7日の朝から、車でヒマラヤ山脈のピークを望む!

という大冒険があったからです。

 

私は山が大好きなので、どうしても世界最高峰といわれる

ヒマラヤが見たかったのです。

 

風邪をひいたなんて言ったものなら、

「またチャンスがあるから!」と説得され、安静にしていなきゃならない。

 

 

 でも、この世に

また!なんてないかもしれない。

 

 

そんな訳で断じて弱音ははけない!

 

梅干しとお湯を黄色いリュックに入れて

私とマダムマサコは、

お迎えのタクシーに乗り込みました。

 

このお迎えのタクシーの運転手さんは

私がリシケシに到着したときに、空港までお迎えに来てくれた方。

マダムの知人でもあるのです。

私は彼を「アジョシ」と呼んでいます。

※韓国語で「おじさん」

 

リシケシから車で2時間半くらいかしら?

ムスーリーという街まで行きます。

 

標高2200メートルあたりに位置する街 ムスーリー

坂の街が続き、行き交う人々の中に黒いムスリム姿の女性もチラホラ。

 

原色華々しいリシケシの人々のいで立ちとはどこが違う装い。

 

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途中休憩でチャイを飲んだお店から写真を撮る。

ここはまだまだ序盤で更に上がっていくのです。

 

街が過ぎ、まだまだ上がりますよ!

 

やがて

「LALTIBBA」という場所に到着します。

車降りたら、めちゃくちゃ寒い。

ちょっとした展望台がありますが、そこに上がるのに50ルピーもとられる!

 

 

背に腹は代えられない。

行かねばならぬ。

あぁ、ヒマラヤよ!

 

どうか見えますように!!!

 

そしてついに!

 

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ヒマラヤ山脈

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ヒマラヤ山脈

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ヒマラヤのピーク

こんなにキレイに見えるなんて!

 

霧もかかりやすい場所で、見れるか見れないかはすべて運。

 

 

あまりの美しさ、壮大さに、、、

 

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感動のミキさん

 

泣くよね、、、

 

それにしても、後頭部のグチャグチャさとか、

リュックのずり落ち感とか、、

 

「やっとたどり着いた感」が醸し出されてる!

 

 

これをマダムマサコが激写してくれたんだけど、

だいたい旅も終盤になってくると

やっとマダムも「写真」っていうのがわかってきたようで、

切り取り方が上手くなってるわよね。うん。←どこから目線

 

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ヒマラヤをバッグに

寒かったけど、標高が高いので空気が澄んでて

まるで北海道のような軽さだった。

砂ぼこりが舞うリシケシの街中とはエライ違い。

 

私ね。

この時も思ったけど、

やっぱりネパールから

 

 

ドーン!と見たい。

 

 

8000メートル級の山々を仰ぎ見たい!

新たな夢が出来ました!

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まだ元気

 あと、余談なんだけど。

タクシードライバーのアジョシが

マダムマサコを呼んで、ヒマラヤ山脈をバッグに彼女の写真を撮ったの。

そしてすぐマサコの彼に画像を送っていた。

 

私、これには感心した。

ちゃんと任務を遂行しているというアピールもあるかもしれないけど

誠実だと思った。

「安心」はプライスレスだもの。

 

LILTIBBAを後にして、どんどん下界に降りていくんだけど、

 

 

チベットの人たちが集まる街まで行く。

そこでMOMOも食べれるらしいし、(ネパール餃子)

チベタン料理も食べれるらしい、、、、

いや、どうだっただろう?

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チベットきしめん

実はもう、

私がウルトラマンだったとしたら、

胸のタイマーがビービー鳴っているほど、危険な状態であった。

明らかに熱も出てるし、考えるチカラも無い。

 

車に乗ると、スッ・・・と寝てしまう。

 

チベット寺院なんかも見て回る予定だったけど、

私は遠くで見るだけでいいとベンチに座ってしまった。

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しかし、私。

これだけは手に入れた!

 

ルンタっていう旗。

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ルンタ

チベット仏教のアイテムで魔除けと祈りの旗。

私はこれのミニサイズのものを購入した。

 

私のキャンプライフの中、テントやタープなどに付けて

眺めては、萌えてみたいと思うのである。

 

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リシケシについたのは夕方4時くらいだったろうか、、、。

私はそのまま「アローラクリニック」に直行。

 

アローラ先生に脈診してもらった。

先生は私の脈をとりながら、首を横に振った。

 

熱が高いから西洋のお薬と、下がったらアーユルヴェーダの薬を飲むように言われる。

 

本当は1か月ぶりに本場インドのチキンカレーを夕飯で食べる予定だった。

 

それも風邪のせいで、叶わず、、、、

 

マダムマサコお手製のお粥さんを戴く。

 

本当に美味しかった。そして私はコンコンと寝るのである。

 

明けて8日の朝。

 

熱は引いたものの、ぐったり感が残っている。

 

マダムが私のために計画してくれたホームパーティー

とても無理だと観念して、この旅で知り合った

ヨギーのとよちゃん、世界を旅するみずきちゃん、

隣のゲストハウスに住むアンナ。などなどを招いてのパーティーは中止。

 

おとなしく帰国の準備をしながら、身体を休める事にする。

 

お昼過ぎ、少し身体が楽になってきてお腹がすく。

法事から帰ってきたマダムマサコと

近所のネパール料理屋さんに行き、チョーメンを食べる。

 

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いつもよりインド感が濃いめのマダム

 

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チョウメン

ネパールの焼きそば めちゃくちゃウマイ!

ウチの近所にも「よろこんで」という名前のネパール居酒屋があるが

そこでも食べれた!

 

今回のこの風邪、実は結構長引いて

抗生剤を半月経った今でも飲んでる。

 

風邪の菌が、長いフライトで耳にまで至り

左耳に炎症を起こし、絶賛「中耳炎」中なのだ。

 

まーったく聞こえないし、

自分の声がハウリングするわ、平衡感覚はなくなるわで

非常に疲れる。

 

皆さんも風邪をひいたら飛行機乗るのを気を付けましょう!

 

 

そんな訳で、この風邪のせいで

あまり「感傷的」にならず

割とアッサリと帰国する事になったのは、ありがたかった。

 

それでもデヘラドゥーン空港でのマダムマサコとのお別れは

グッ・・・と来た。

 

この旅で感じ、気づき、受け取った事は次回のblogで書きたい。

なるべく主観を入れずに淡々と記録していこう!と思ったblogだったけど

 

結局、主観だらけのハチャメチャblogになってしまった。。。

 

特に「パンチャカルマ」は記録として日々を淡々と綴りたかったけど。

結局、、、、デトックス「人それぞれ」だという結論だ。←おい。

 

私は15回トイレに通いヒドイ目にあっても、

1回で収まる人もいる。

 

私のように「オイル浣腸」は平気でも

お腹が気持ち悪く感じる人もいる。

 

泣きわめく人もいれば、

私のように「バブー」になる人もいる。

 

しかし、私は岡部正子氏のお陰で

なかなか経験出来ない事をギュッ!と貰った事は確かである。

 

この1か月を思うと、

いまでも喉のあたりからグッと熱いものがこみあげてくる。

 

人の縁というのは、、、

本当に不思議である。

その「ご縁」に関しても30話で語ってみたいと思う。

 

どうぞお付き合い下さいね♪

 

あ、そうそう。私もネパール行きたーい!って人、

募集しまーす!

 

 今日も読んでいただきありがとうございました!

 

インドお土産抽選会、準備中です。もう少々お待ちください。

 

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